園日記

念願のべっこう飴作り

たいよう組(5歳児)

12月に保育室にやってきた飴の絵本

この絵本がとても好きで、じっくりと読んだり知識を高めたりしていました。

飴は水と砂糖という身近などこにでもある物からできるということを知った日から、「べっこう飴が作りたい!!」とずっと言っていました。
そして、園長先生に自分たちでお願いしてくる!!と自分たちで交渉をしに行きました。
園長先生と給食先生が話し合い、危険が無いように見るクッキングをしてあげようと企画をしてくれました。
そのことを伝えると、「ほんとに??うれしすぎる~」とこの日を楽しみにしていました。

飴づくり当日・・・

給食先生が材料を持ってきてくれて、説明をしてくれようとすると
「砂糖じゃなくてグラニュー糖でしょ??」
「初めは強火だよ」
「165度になったらべっこう飴になるんだよ」

と知っている絵本から得た知識を存分に発揮して説明していました。

そこで疑問が・・グラニュー糖と砂糖は何が違うの??と。
調べてみると、大きさが違ったり、加工方法が違ったりするようです。
そもそも砂糖って何からできているの??どんどん興味が広がります。
サトウキビだよと見せると、目を丸くさせていました。
砂糖の話が広がり、調理室にある砂糖の全種を持ってきてくれて見比べてみました。ほんと色々ありますね。

いよいよべっこう飴作り。

鍋に材料を入れ火にかけ、調理用温度計で温度を確認していきました。

段々いい匂いが広がり「甘い匂い♡」とウキウキでした。

温度によって様々なものに変化する砂糖の面白さを絵本と、体験で味わいます。

165度になると、透明から少し色づき、型に流したりスプーンで形を作っていきました。

少し経つと、固まってきた~!!と大興奮!!給食先生が型から外すと、アルファベットのべっこう飴の完成です!!

早速好きなべっこう飴を選んでパクり♡
「うわ~♡」「あま~い♡」「おいしすぎる~♡」
と表情全部をお見せできないのが残念なぐらいいい顔をしていました。

(*顎のマスクはすぐに口に戻しています)

絵本で見てきたことを目の前で見て触れて食べて実感する。
なんて素敵な体験なんでしょう。

いちごあめがしたいね。
他の砂糖だったらどんな飴が出来るかな?
いろんな味の飴も作ってみたい。

と子どもたちの夢は広がります。。

コロナウイルスの影響でクッキングは難しいことが多いのが現状です。
見て体験することも子どもたちにとって大切な学びにつながって行くことを実感しました。

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