ガラス鍋で炊飯
食育活動として、たいようぐみさんと一緒に中が見えるガラスのお鍋で、お米がごはんになるまでを観察しました。
お米は、1時間ほど水につけておいて水をたっぷり吸収させます。
それに火をつけて炊飯開始です。
強めの火で沸騰するまで待ちます。
「ブクブクしてきた!」
お鍋の中の様子の変化にみんな興味津々です。
「沸騰って何度?」
先生の問いかけに対して、みんなで考えました。
「40度?」
惜しい!それはお風呂の温度。
「お風呂はブクブクしていないね。」
少し前に温度を測りながらべっこう飴を作りました。
べっこう飴がブクブクしていたのは、何度だったかな?
「100度!」
いろんな経験と知識から正解がでてきました!
沸騰したら、吹きこぼれないくらいの火にします。
少しすると粘り気のある泡がでてきました。
「泡がキラキラしている✨」
「泡が爆発している!!」
お米の泡をそれぞれ表現豊かにあらわしていました。
さて、いい匂いがして泡の量も少なくなってきました。
最後に水分を飛ばし、香りを立たせるために10秒間強火にします🔥🔥🔥
みんなで10秒数えて火を消しました。
ここから10分蒸らします。
この間に、卒園式で行う、卒園の言葉の練習をしました。
調理が卒園式の練習を見るのは初めてで、卒園するたいようさんの大きな声で力強い、立派な姿に感動しました✨
蒸らしが終わりいよいよ完成です。おいしくご飯が炊けたかな?
ふっくらごはんのいい香り🎵
炊けたごはんは、ラップでおにぎりにしました🍙
みんな上手にギュッギュッと握っていました。
それでは、自分で握ったおにぎりをいただきます。
「おいしい!」「甘い!」
味付けなしでそのままのごはんの味を楽しみました。
一口食べて、目をきらきら輝かせて味わっていた様子が印象に残っています✨
お米からふっくら炊き上がるまで見守っていたごはんを自分の手で握って作ったおにぎりは、特別な味がしたのではないでしょうか。
炊飯器に入れてスイッチを押してしまえば、あっという間に炊き上がってしまうごはんですが、ガラス鍋で炊くことにより、お米に水と熱が加わることで実際にどのように変化して炊けていくのかをじっくり観察できたと思います。