ピーマン
幼児クラスでは、クラスで育てたい野菜を決めて栽培をしています。
「ピーマン苦手」の声も多く、そら組はピーマンを育てることにしました。
花や野菜を育てながら命を育てる実感を持ってその命に感謝し、自分たちで育てた野菜を収穫し喜び。食への興味を持って欲しいと願っています。
ピーマンの生長過程をみんな興味津々で観察しました。
ミニトマトやゴーヤは、実がなる前は黄色の花が咲くのに、ピーマンは白色の花が咲くことの不思議。なぜ、それぞれの実の大きさが違うの?などのたくさんの疑問を感じたようです。
立派に育ったピーマンをみんなで収穫をしました。
「大きいね」「ピーマンのにおいがする」と言いながらとても嬉しそうでした。
給食の先生に「ピーマンとれたよ」と知らせにいきました。
みんなで育てたピーマンをみんなで食べてみる?と提案に
「…。」あまり乗る気ではなかったそら組さん。
園長先生や給食の先生たちと相談してクッキングの強行突破をする事に。
みんなが育てたピーマンだもの。きっと食べてくれると信じ…
クッキングSTART。『じゃこピーマン』を作ってもらいました。
給食の先生がピーマンを切ってくれました。
ピーマンの中身は、とても不思議でそれぞれの中身が違います。
ピーマンは切り方で、苦味や食感も違うことも教えてもらいました
※『じゃこピーマン』には縦切りがいいそうです。
種もピーマンが実になる前に咲いたお花の色と一緒で白いことも発見しました。
「いいにおい〜」「早く食べたいなぁ」という嬉しい声が・・・
ピーマンは、炒めると色も艶がでるとのことです。
出来上がったじゃこピーマンをみんなでいただきました。
収穫した時に、ピーマンを食べて見る?という声掛けでは、あまり乗る気でなかったそら組さんでしたが、クッキングで食べる時にみんなとても意欲的に食べていて、「おいしいね」「おかわりは?」「もっと食べたい」との声が聞こえてきました。
ピーマンのへたでスタンプ遊びもしました。
ピーマンを意欲的に食べた事には保護者の方もビックリ。
家でもピーマン料理を作ったところ、、、やっぱり食べない子ども達でした。
子ども達になぜ食べなかったのか聞いてみると、、、ピーマン嫌いだもん(笑)
いろいろな経験、そこに辿り着くまでのプロセスが本当に大切なんだと実感しました。