『スイミーの世界』
今、ひまわり組では「スイミー」の絵本が人気です。
夏にもピッタリ。「スイミー」の世界を楽しみました。
1匹の黒い魚「スイミー」が海の中を冒険し、仲間の赤い魚と共に最後は大きな魚になり敵の大きなマグロを追い出すお話です。
協力すればなんでも出来る!そんな素敵な物語。ひまわり組でも1つの大きな作品をみんなで協力して作ることにしました。
まず大きな模造紙2枚をぬたくり遊びで海の中を表現しました。
その2枚を繋げると大きな海が広がっています。
『ドロップみたいな いわから はえている、こんぶや わかめの はやし……』
は、レースペーパーに絵の具塗って貼り付けました。
クライマックスのシーン『うみで いちばん おおきな さかな』を表現しました。
スポンジで作った魚スタンプをたくさん押していきます。
だんだんと増えていく赤い魚たちそしてだんだん大きくなり
1ぴきのおおきなさかなになってきました。
最後にスイミーが言います。「ぼくが、めに なろう。」
協力すれば何でもできる!スイミーから教わった大切なこと☺
1冊の絵本から知らないうちに影響を受けて子どもたちの心の成長につながる…が学べた日になりました。
また後日、自分だけのスイミーの世界も作ってみました。
大型制作を終えて、子どもたちがどう感じ、考えていたのかを観察したかったので、保育士は声かけを出来るだけ控え見守るようにしました。
夏ならでは、氷絵の具でひんやりした感触を味わいながら、海の中を描きました。
「たくさん仲間がいた方が寂しくない!」「絵本と一緒で大きな魚にする!」などそれぞれが思いをもって制作に取り組む姿がありました。
『ただスタンプを押しただけ』ではない子どもたちの世界が広がっていてとっても素敵でした。