園日記

ほうとうクッキング

調理室

寒い季節になりました🍂11月29日の給食はそんな時にぴったりのほうとう汁です。
ほうとう麺をたいようさんが作ってくれました✨

ほうとうとは、山梨県の郷土料理でうどんときしめんの間のような麺のことです。
郷土料理として昔から家庭で親しまれてきたため、麺が短かったり長かったり不揃いなことやコシが少ないことが特徴です。

写真でほうとうを確認し、さっそくクッキングスタート✨

材料は小麦粉と水です。
ボウルであわせてひたすら捏ねます。

あわせたすぐはびちゃびちゃ、混ぜるとすぐにパサパサに。

どうやったら混ぜやすいかなと考えながらとても上手にこねています。

手ごねはなかなか力がいるので次は足で踏んでみることになりました👣

みんなで交代して踏み終わるとパサパサしていた生地がもちもちになっていました✨

「ぷにぷにしてる!」「気持ちいい✨」
最初からの変化を確認したところで扱いやすくするため一旦生地を寝かせます。
寝かせるというと「お布団をかけてあげないと」と優しいこえが🌸
ラップのお布団をかけて寝かせてあげました。

その間にほうとうのお話をしました。

山梨県は『山があっても山梨県』というように名前とは反対に山が多く田んぼがあまり作れません。そのことから米の生産量が少なく、米は貴重で高価なものでした。そのため米の代わりに作られたのが小麦です。その小麦をほうとうにして食べ、お腹を満たしていたのでした。

それでは寝かせて落ち着いた生地を麺の形に切っていきます。

さすがたいようさんです。包丁もとても上手に使います✨

大きいサイズに切ってみたり長く写真のように切ってみたり、いつも食べている麺を思い出して食べやすい形に切ってみたり、個性豊かなほうとうが出来上がりました✨

みんながつくったほうとうは、給食のほうとう汁になりました。

「これ自分がつくったやつ?」「おいしい」「もちもちしている」といいながら食べていました✨

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