園日記

『異年齢で育つ心』

ひまわり組(3歳児)

保育園と言うと0歳児から就学前までの様々な年齢のお友達が生活しています。普段の保育の中でも園庭やお散歩、下の学年のお友達がクラスに遊びに来てくれるなどを通して少しの時間ですが異年齢で過ごす時間があります。

ひまわり組は普段からそら、たいよう(年中、年長)のお兄ちゃんお姉ちゃんと過ごす中で、優しくされる経験や、「やってやって~」と甘えることを体験しています。

この間、ひまわり組にゆめぐみさん(0歳児)が遊びに来ました。自分より遥かに小さいお友達です。
気になって近寄りますが言葉も話せない小さなお友達にどうやって関わりにいこうか少し戸惑っていました。
その場で遊んでいたおもちゃを「渡してみたらどう?」と声をかけるとさっきまで遊んでいたおもちゃを渡してあげる姿が。
ですが悪気はなく壊されてしまいました。
でも怒りません。「ちいさいからしかたないわ!」「もっといっぱいあげる」とおもちゃを壊されましたが距離は縮まったようなのです。(写真がなくて残念です💦)

また別の日、ひまわり組とふたば組(1歳児)と商店街にお散歩に行きました。
ふたば組の高月齢のお友達と一緒に手を繋いで歩いたお友達がいました。
「どんなことに気を付けたらいいと思う?」と聞くと「転ばないようにゆっくり歩いてあげる!」「前見て歩きよって言ってあげる」などの発言がありました。(いつも年上のお友達が言われていることです。)実際に一緒に歩く姿もなんだか誇らしげで守ってあげるからな!という意志さえも感じられました。

年上との関わりは普段からありますが年下となると関わり方も難しいようです。でも自分たちがお兄ちゃん、お姉ちゃんにされてうれしかったように今度は自分たちがお兄ちゃん、お姉ちゃんの役割をすることで優しさや思いやりも育っていっています。
あと1か月ちょっとで進級!来年度はちょっぴりお兄さんお姉さんになった姿が見れることが楽しみです🌟

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