園日記

アリさんみーつけた

くろーばー組(2歳児) PICKUP

春の自然を見つけることがとっても上手なくろーばーさん。
公園に出かけると、たんぽぽなどの植物、てんとう虫やダンゴムシといった虫も見つけて知らせてくれます。なかでも最近はアリが大人気です。

公園に散歩に行きました。早速アリを発見!「ありさんいたよ~」とすぐさまお友達や保育士に知らせます。「ありさん、いっぱい!」「ありさんのおうち~」とどうやらアリの巣があったようです。触るのはちょっぴり怖いから見ているだけです。

でも、見ているだけじゃ物足りなくなってきました。
触ってみたい!けど、まだちょっぴり怖いから木の枝や葉っぱでつついています。
木の枝や葉っぱを使い、アリの進もうとする道を通せんぼして、アリがどのように動くのか観察していました。

勇気を出して、いざ捕まえてみようとしますが、素早く動くアリを掴むのは至難の業。難しいですが、諦めずに何度も挑戦すると…掴んで手に乗せることができました!
捕まえるときの力加減が難しく、アリをつぶしてしまうこともありましたが、やさしく掴めるようになっていましたよ。「あり、のった!」と嬉しそうに見せてくれました。手に乗せたアリも素早く動くので、時々「あり、いない…」と見失いつつもじっくりと観察していました。

捕まえ方を子どもたちなりに模索して、手でお椀を作って、すくおうとする姿もありました。

ありの行列をみんなで見ているうちに、いつの間にかくろーばーさんの行列ができていましたよ。笑

今までアリを触ることが怖かったのに、そら組さんや友達が触っている姿を見て触れるようになったり、枝でつつくことから段階を踏んで触れるようになったりと、それぞれのかかわり方で触れ合ううちに、アリを触ることのできる子が増えました。
公園や園庭、戸外に出ると、このように必ずアリや虫を探しています。
園内でも図鑑や絵本を見たり、これから季節ごとにいろんな虫に触れ合うことができたらと思います。

一覧をみる