園日記

見立て遊び

ひまわり組(3歳児)

見立て遊びとは?
実際に目の前には存在しないものや、身近にあるものを頭の中で別のものに見立てて想像を膨らませて遊ぶことです。
例えば、ブロックを電車と駅にみたて電車ごっごであったり、ぬいぐるみを身近な人物にみたててままごとをしたり、会話をしたり、、、
手元にある玩具や素材を使って、遊びにひと工夫加えます。

大人になると頭が硬くなってなかなかアイディアが浮かばなかったり、何か一つの物を渡されて作ってと言われてもなかなか思いつかない時が多いと思います。
しかし!!
子ども達は見立て遊びの天才!!☺
3歳児クラスになった子たちは一人遊びが多かった1歳2歳から複数で遊ぶことができるようになってきています。

モノブロックを使ってみんなで布団を作って、赤ちゃん役のお友達が布団をかけられています! 

モノブロックでティアラを作って、お姫様ごっこをしています♪

ジェンガで遊んだあと、並べたい!というので見守っていたら

先生!!電車の線路ができたよ!!ガタンゴトン♪電車がきました~!!

公園に散歩に行くと椿の花が沢山落ちていました。おかし屋さんだよ!!いらっしゃいませ~!!おいしいお菓子はいかがですか~?と言う呼びかけに沢山のお客さんが来ました♡

公園にお散歩に行った時に花の種が落ちていました。

両手いっぱいに種を拾って遊具のあるくぼみに種を入れて、「お料理してるの!!」
とおままごとをしています。

・想像力が鍛えられる!!
見立て遊びをするうえで必要となるのが、想像力!!
いろいろな視点から物事を考えたり、お友達がどんなことを考えているかを知るには想像力が必要です。見立て遊びをすると“どんな動きをしようか” “どんな言葉を使おうか”など自然と考えることが増えるので想像力が鍛えられます。

・コミュニケーション能力が育つ
友だちと一緒に遊ぶときには、相手の言葉に耳を傾けながら次の言葉を考えなければなりません。どのように伝えれば相手に伝わるだろう?相手はどんな事を望んでいるのかな?といったように、見立て遊びを繰り返しているうちに、スムーズにコミュニケーションをとる術を身に付けていきます。

・言語の発達につながる
見立て遊びをするためには、言葉でのコミュニケーションが必要です。
何かの役になりきっている場合はどんな風に言おうかな?と考えたり、相手の発した言葉を理解しようとしたり、真似しようとすることで語彙が増えていきます。

このように、何気なしにしに遊んでいるように見える見立て遊びは、子どもが成長するにあたってとても大事なことです!
子どもは遊びの天才!!という言葉をよく耳にしますが、大人では考えつかない事を想像して行動に移し遊んでいます。
これからも共に遊んだり、環境作りをして楽しんでいきたいです!!

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