園日記

こおり遊び

くろーばー組(2歳児)

 暑さも日々増していき、本格的な夏もすぐそこまで来ている今日この頃。水遊びにプールと、夏ならではの遊びを存分に楽しんでいます。

くろーばーさんは「氷」をテーマにさまざまな遊びを楽しみました。

氷でにじみ絵をしました。
コーヒーフィルターに水性ペンでお絵描きします。その上に氷をおきます。すると、だんだんと溶けていく氷で、水性ペンがどんどん滲んでいきます。

おそるおそる氷をつついてみると、「つめたー!」と冷たさにびっくり!ずっと触り続けるのはあまりにも冷たいので、時々、ぎゅっと手を握って温めていましたよ。

氷がどんどん溶けていくと、ペンの色が滲み混ざり合い、「いろ、かわってるー!」と色が変化していることに気づいています。
氷が溶けると「ちっちゃくなった!」と小さくなることも嬉しそうでした。氷が溶けてなくなるまで、触り続けていましたよ。

にじみ絵をしたコーヒーフィルターは傘になりました。

今度は色付き氷でお絵描きしました。まず模造紙にクレヨンで自由に絵を描きました。水色のクレヨンで「あめ、かいたよ」と直線をたくさん描いている子もいました。

ストローの持ち手のついた色付き氷で、クレヨンの上からさらにお絵描きです。どの色にしようか選んでいます。

クレヨンの上から、色付き氷を塗ってみますが、はじいて色がつきません。クレヨンで絵をかいていない部分は色がつくので、その違いを不思議に思ったのか、何度も塗り重ねていましたよ。

みんなで色を塗ると、海になりました。それぞれ作ったたこも泳いでいます。今後も海の仲間たちが増える予定です。

さあ、まちに待った水遊び!!ここでも、氷が登場します。
大きなアヒルちゃんが一人ぼっちで泣いていました。理由を聞いてみると、アヒルちゃんのお友達が氷に閉じ込められてしまったようです。

くろーばーさんみんなでアヒルちゃん救出作戦が始まります。

冷たい氷を握ってあっためたり、水の中にいれて転がしたり、あれよこれよと試行錯誤しながら氷を溶かしていきます。

一生懸命氷を溶かして、無事アヒルちゃんたちを救出することができました。
助け出したアヒルちゃんを「でてきたよー」と大きなアヒルちゃんに見せに行っていました。その後はアヒルちゃんすくいを楽しみました。

制作や水遊びなどさまざまな氷遊びを楽しむなかで、氷が解ける変化、色の変化、氷の解け方の違いなど子どもたち自身で気づきや発見がありました。
氷を通して、冷たさや涼しさを感じながら水に慣れて、水遊びやプールも楽しんでいけたらと思います。

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