園日記

トンボ

くろーばー組(2歳児)

ながいながい夏が終わって、涼しい風が吹き、ようやく秋が感じられるようになった今日この頃。
散歩に出かけると、トンボが飛んでいるのが見られるようになりました。

担任の帽子には、虫除け用にオニヤンマがついています。

始めは不思議そうに担任の帽子を見ていましたが、そこから、図鑑や絵本でトンボを見つけると「せんせいのとんぼいたよ」と教えてくれるようになりました(笑) 

トンボに興味を持ち始めたくろーばーさん。そこでトンボを作ることにしました!

まずは、トンボ飛ばしを作りました。
トンボの目と羽を色鉛筆とクレパスを使って自由にお絵描きをします。
できたらトンボにストローをつけて、ふぅ〜っと吹くとトンボが飛びます!

はじめは難しくてなかなか飛びませんでしたが、コツを掴むと飛ばせるように!壁面や担任を的にして、トンボを当てていましたよ。

誰が一番遠くにトンボを飛ばせるか、トンボ飛ばし大会も開催しました!横一列に並んで「さん、にー、いち、ふうー!!」と一斉に吹いて楽しみました♪「もういっかいするー」と何度もリクエストがあり、みんなで一緒にすることが楽しいようでした。

次にトンボめがねを作りました。
白い羽にカラーペンで自由にお絵かきしました!画用紙の裏も表も白い部分が見えなくなるくらいしっかりと塗り込んでいました。

思う存分お絵描きができたら、好きな色のカラーセロハンのメガネを選び、そこにお絵描きした羽とストローをくっつけると…カラフルなトンボメガネができあがりました!

さっそくトンボめがねをのぞいてみます。

それぞれカラーセロハンの色が違うので、違う色を持っているお友達にも「どーぞ」と貸し合いっこして、色の違いを見ていましたよ。

持ち手の部分がストローなので、ふぅーっと吹いて、以前作ったトンボ飛ばしをしようと試みていました(笑)「とばないね~」と
トンボめがねなのでもちろん飛びませんでした。

トンボメガネを持って、園内を探検しに行きます!
ひまわりさん、そらさん、たいようさんのお部屋に行きました。
お兄さんお姉さんたちにトンボメガネを貸してあげたり、すご〜いと褒めてもらっていました。
でも、ちょっぴり緊張しているのか無言のくろーばーさんでした(笑)

幼児さんのお部屋でモノブロックを見つけると、モノブロックをトンボのご飯に見立てて食べさせてあげていましたよ。

「いっぱい食べて~」「もぐもぐ~」とトンボさんの腹ごしらえができたところで、今度はトンボめがねをもってお散歩に行きました。

お空を見たり、動物の置物を見たり、ありさんを見たりと、外の世界をトンボめがねを通して見ました。覗いて見て、外して見てと色の違いを比べていましたよ。

ふと影を見ていると、カラーセロハンの部分だけ色がついていることを発見!「とんぼの目、むらさきなってる!」と気づきました。不思議そうに見ていましたよ!

いつも見ている景色でも、トンボめがねを通して見ることで、新しい発見ができたり、イメージがふくらんでいっていました。

みんなが作った個性あふれるトンボたちは、今では、くろーばーのお部屋を元気よく飛んでいます。
 秋と言えば…トンボ!だけではなく、紅葉だったり、どんぐりだったり、バッタだったり。心地よい風のもとで、たくさんの自然に触れて遊ぶことができる季節です。まだまだ秋は始まったばかり。存分に秋の自然に触れて感じて遊んでいきたいと思います。

一覧をみる