園日記

お正月遊び

ひまわり組(3歳児)

新しい1年が始まり、子ども達はお休み中の楽しかった出来事やお正月に食べた物を教えてくれて、お話を聞いていて、とても楽しく過ごす事が出来たんだなと感じました。

保育園では、年始からコマやけん玉、福笑いにカルタ、だるま落としとお正月遊びを楽しんでいます。

まずは保育士が名前や遊び方を伝えます。

コマ回し、保育士が披露すると目をキラキラさせ、「すごい!!」「やってみたい!!」と、とてもやる気満々な子どもたちです。

「わぁ!!僕にもできた♡」

色々なコマを回して、挑戦しています。

これは回しやすい!
このコマ小さくて可愛いいね
など、コマの違いにも気づき、とっても楽しそう!

☆コマはまっすぐと芯が通ってよく回ることにちなんで「物事が円滑にすすむ」「お金がよく回る」とい縁起物としてお正月の定番の遊びになったそうです。

次は福笑いです。まず目隠しをする時点で子ども達はケラケラ大笑い!

目隠しするだけでワクワクドキドキしています。
1つずつ顔のパーツをお友達からもらい置いていきます。やってる本人はわからないのですが(笑)置くと周りの子は大笑い!!
隣の子は身体をのけぞって笑っています! とっても盛り上がります。

☆「笑う門には福がくる」のように、福笑いは出来上がった顔の面白さから笑顔になれる為、新年の幸せを願って遊ぶようになったそうです。 
まさしくその通りです!!笑

続いてだるま落としを楽しんでいます。力加減が難しくて、何度も挑戦しています。

どこからしたらいいんだろう?と悩んでいる姿も見られました!
何度もやるうちに、できた!! 成功して大喜びです!

☆由来ははっきりとしていないそうですが、だるまは転んでも起き上がらない事から、だるまが転ばないようにする遊びとして、縁起がよいとされているようです。

羽子板(羽根つき)に挑戦です!

「羽が板に当たると、カンカンって、面白い音がするね!」
と、何度も羽を板に当てて楽しんでいます。

子どもには続けて打つ事は難しいようですが、音や感触を楽しんでいます♬

☆羽子板でつく羽の玉(黒い玉)は”むくろじ”の種で漢字で”無患子”と書きます。「子どもが病気にならない」という意味で、その年の健康を願って遊ばれるようになったそうです。また、顔に墨を塗るも、魔よけの意味が込められているそうです。

かるた遊びです。読み始めからすごい勢いでカードをとっていきます!

自分の近くには、何のカードがあるかなぁ?と確認している間に取られてしまって、悔しい思いをしている子もいました 笑

同時にかるたに手がいくと、どちらのものになるか、じゃんけんで決めていました。じゃんけんも真剣そのものです!

最後に自分のもってる、かるたの数を数えて勝敗を決めていました。

☆平安時代に貴族のあいだで遊ばれていた、貝覆いと呼ばれるもので、大ハマグリの貝の2枚を使ってぴったりとあう組み合わせを探すという遊びから発展して、子ども達がひらがなやことわざを覚えられるようにと、「いろはかるた」が作られたそうです。

自分達で絵を描き、凧あげにいきました!!

風が強く凧あげに最適な気候でグングン上がる凧に子ども達は大興奮!!
手を上に挙げたら高く飛ぶよ~と伝えると一生懸命手を挙げて凧を見上げながら走っている姿がとっても可愛いかったです♡
とびっきりの笑顔で寒さも吹っ飛ばすくらい、凧をなびかせながら走っていました。

☆江戸時代、年に初めに両親が男の子の出生を祝い、その無事な成長を祈る儀式として行われていたものです。また、子ども自身にとっても願いことを凧にのせて「天まで届ける」という意味もあったそうです。

お正月遊びの意味を改めて調べると沢山意味がある事に気づきました!
子ども達はお正月遊びを存分に楽しんでいます♬

一覧をみる