園日記

椅子取りゲーム

くろーばー組(2歳児)

 おままごとではお店屋さんとお客さん役に分かれてお店屋さんごっこをしたり、モノブロックでは大きなお家を作りみんなで住んで遊んだりと、一人の世界から友達とグループで遊ぶようになってきた、くろーばーさん。

友達と一緒に遊ぶことの楽しさに気付き、「一緒に○○しよー」「いいよー」と誘い合う今日この頃。そこで、くろーばーさんになって初めてルールのある集団遊びに挑戦しました。

今回挑戦したのはいす取りゲームです。

まずはルール説明。保育士がひと通り説明しましたが…とりあえずやってみることに!

いざやってみると、始めはやっぱりてんやわんやでした(笑)
ピアノの音が止まったら座りますが、ぐるぐると歩くのが楽しいので止まりません(笑)

あるいは、最初に自分が座っていた椅子を探しにいってしまいます。そして、「○○ちゃんの!のーいーて!」と言っちゃいます(笑)
椅子に座れないと…大号泣です。ゲームで負ける悔しさを実感していました。

それでも、何度か椅子取りゲームをするうちに、少しづつ少しづつルールを理解していき、椅子に座れなくても泣くことはなくなりました。「泣かなかったよ!」と自慢げに語っていましたよ。その後も、友達を手拍子で応援したり、また次の勝負があるからと気持ちが切り替えられるようになりました。

優勝したお友達はちょぴり照れながら「やったー!」とジャンプをして喜んでいましたよ。惜しくも最後まで残れなかったお友達も拍手をしてお祝いしていました。

集団遊びでは、同じルールや目的をもって集団で遊ぶなかで、達成感を分かち合ったり、協力し合ったりする喜びや楽しさを感じることができます。 また、子どもたち同士でやりとりをして、友達への興味・関心、思いやりの心を育む機会にもなります。
勝つから楽しい、負けるから楽しくないといったゲームの勝ち負けではなく、まずはゲームそのものを楽しんでいきたいものです。

今回は椅子取りゲームに挑戦しましたが、今後もいろんな集団遊びを楽しんでいけたらと思います。

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