園日記

クワガタさん ありがとう

そら組(4歳児)

市場のお魚屋さんからいただたクワガタさんを約2年6カ月幼児クラスでずっと見守ってきました。そのクワガタが亡くなりました。
動かなくなった姿を見て「最近よくひっくり返っていたもんね」「なんか詰まっちゃったんかな?」「苦しかったかな?」色々子どもたちなりに考えどうしてクワガタが死んでしまったのか考えていました。
また、死んでしまったあとも「動くかも?」「しんどいからうごかないのかも?」と何度も確認する姿がありました。

夏には、カブトムシと対決するところを実際に見てみたり定期的に掃除をしたり。暇があるとクワガタさんを観察しに行く姿がありました。幼児クラスだけでなく様々なクラスのお友達がクワガタを見守ってくれていました。

ずっと部屋にいたのでみんなとても寂しいようです・・・。静かなところが好ましいクワガタですがとても賑やかなお部屋ですごい長生きをしたな、たくさん楽しませてくれたな~と感じています。

「金魚とかザリガニとかいるところに一緒にしたらさみしくないかも」とこれまで死んでしまい園庭に埋めた生き物と一緒にしてあげたらと考えてくれた子どもたち。死んでしまってもその生き物のことを考えてくれる姿に嬉しくなりました。
穴を掘って一人ずつ土をかけてあげ「ありがとう、さようなら」と気持ちをしっかり伝えてお別れしました。生き物との別れ・命の存在・命の尊さなど一人一人が生き物を育てることで何かを感じた子どもたち。長くお部屋にいたクワガタさんだったこともあり保育士も子どもたちと一緒になって「命」の尊さを感じました。
寂しいきもちはありますが約2年6ヶ月楽しませてくれたクワガタさんに感謝しています。

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