赤しそで、しそジュース作り
園庭で育てていた、赤しそを使って、しそジュースを作りました。
種から育てた赤しそ。最初はなかなか成長せず、広いプランターに移動すると著しく成長して、旬の時期は過ぎてしまいましたが、立派な赤しそができました。早速収穫です。
事前に調べていたので、やわらかそうな葉をよく見て選んでいます。
「わぁ!ちぎったらめちゃくちゃいい匂い!」
「あれ?なんか匂ったことある匂い。」
「わかった!!ゆかりご飯の匂いやん!!」
と次々に感想を言っていました。
「うわぁ~お腹すくやん!!」という声まで(笑)
調理さんに綺麗に水洗いしてもらいました。赤しそっていうけど、緑の部分もあるね。やっぱりいい匂い♬よく観察しています。
「もう一回匂いたい!!」
園庭でも赤しその匂いを嗅いだはずですが、
もう一度匂いたいとリクエストです。
みんな赤しその匂いに病みつきです(笑)
「お風呂に浮かべたら?」
「それ絶対いい匂いやん!!」
「身体が赤くなったらどうするん!!」
「赤人間~??」大笑いの子ども達。
想像を巡らせて、大盛り上がりです。
匂いたい気持ちを一旦置いて・・・・
次の工程に移ります。
調理スタート!!
①まずは沸かしたお湯に、赤しそを入れていきます。お鍋は熱いので気をつけようね。と事前に伝えてあるので慎重に赤しそをお鍋の中に入れていきます。
「勢いよく入れるとお湯が跳ね返るよ!」
「そーっとね!!」
「赤色が緑に変わっていく~!!」
赤しそを、お湯に入れると赤色から緑に変わっていきます。なんで?調べてみよう!
調べてみたら、“赤しそに含まれるアントシアニンという物質がアルカリ性になるから・・・”
だそうで、子ども達にはまだ難しかったのですが、これから中学生?くらいになり、実験などで、保育園の時にやったなぁ~なんて思い出してくれたり、科学に興味をもってくれたらなと思って伝えました。
②赤しそをザルにあげて濾します。ギュ~ギュ~と押して!赤しそのエキスを絞りだします。
とっても綺麗な色。美味しくなるようにぎゅ~」
力を込めて赤しそを押します。
③赤しそのエキスがたっぷりでたところで、味付けの砂糖を入れます。今回は子ども達が入れやすいように角砂糖を用意しました。
「これ絵本で見たことある!アリが好きなやつ!」角砂糖を見たことない子が固まっている砂糖に興味深々です。
「これ固まってるのに溶けるん?」
不安そうな子もいます。
ぐるぐると混ぜると角砂糖が溶けていき、「溶けた~もっと混ぜよう」
と角砂糖を溶かしました。
④リンゴ酢を入れます。リンゴ酢を入れると一気に鮮やかな色になりました!!
リンゴ酢ってリンゴの匂いするのかなぁ~?赤しそみたいにいい匂いするかな?
「え・・・・(-.-)」笑
リンゴの匂いはせずに、お酢を吸い込んで口が一文字に(笑)
「先生!!リンゴちゃうやん!」
「鼻痛い~!」
と逃げていきました。
赤しそに続きいい匂いと思ったら、お酢の匂いでびっくり 笑
「リンゴ酢入れるよ~」
保育士がリンゴ酢を入れると、みるみるうちに鮮やかな色に変身しました。
「すごい~綺麗だね♡」女の子は大好きなピンク色になって目がハート♡になっていました。
「あれ?酸っぱい匂いが消えた!」
火を入れると酸っぱい匂いがなくなりました。「美味しそう!」飲むのを楽しみにしてくれるようになってきました。
⑤粗熱をとり、炭酸かお水で割りみんなで乾杯!
透明のコップに入れるととても綺麗な色です。
初めは、少な目に入れて薄く飲んでみました。おそるおそる飲んでみると「もっと入れても大丈夫!」
だんだんと濃くなり、「うわぁ!しその匂いするのにジュースの味。」
不思議な感想です 笑
「初めて飲むけどめちゃくちゃ美味しい♡」
とみんな気に入ってくれました。
保育園の先生にも飲んでもらおう♬看板を作り、先生達に振る舞いました。
「どうやって作ったの?」と聞かれて、工程を説明したり、全然違う工程になっていたり(笑)
でも、これみんなが作ったの?すごいね~美味しいよ!と沢山褒められて、「美味しい?」「美味しかった?」と何度も聞いていました。
種から育てたので、一時低迷した赤しそ栽培もこうして最後は美味しくジュースでいた頂くことができました。
まだ園庭には赤しそが残っているので、第二弾の計画を立てています♪
つづく・・・・・・・