転がる
くろーばー組(2歳児)
コーナー遊びの中で構成遊びのモノブロックが大好きなくろーばー組。作りこんでいたり、イメージを広げながら遊んでいたりする姿が多くなってきました。
タイヤ付きの車を作っていた時、坂道が欲しい!!と保育士にお願いしてくれました。保育士が坂道を作るとそこに道をつなげて転がして遊んでいました。
喜ぶかな?と机で坂道を作ると、大喜びで何度も繰り返し転がす姿がありました。
「さっきより遠くまで行ったよ」「はやいね」なんて会話も聞こえてきて2歳児なりに繰り返しの中で学んでいるようです。
夕方のコーナー遊びでは自分たちで坂道を作ろうとする姿が!!
ですがなかなかうまくいかず、最終的には壁に坂がくっつくことになりました。でも子どもたちは満足そうです。
そんな子どもたちの姿からいろいろな坂道で遊んでみることにしました。保育室の中に、
ペットボトルで作ったコースター
溝の道の滑り台
机で作った坂道
を準備。準備しているときも「すご~い」と早くしたい気持ちが抑えられない様子でした。
ペットボトルのキャップを2つつなげたものを転がしました。
はじめはそれぞれ転がすことを楽しみます。繰り返し転がし、速度や転がり方などを保育士に説明していました。
しばらくすると、「3・2・1ゴー!」という掛け声が聞こえてきて、友達と一緒に転がしどちらが早いかを競争していて遊びが変化してました。まだまだ2歳児なのでタイミングは全くあっていませんが、「遠くまで転がった!」「早かった」「勝った~!」と自己満足していました。
子どもたちの日々遊ぶ姿から保育を展開していくことで、主体性の育ちも感じています。
今後も「転がる」は続いていきます。