お膝にちょこんと
くろーばーさんの時からずっと楽しんできた椅子取りゲーム。
最近は勝ちたい!1番になりたい!という気持ちが強いあまりに、負けた時のことを考えて、やりたくない…と言うお友達がぽつぽつと…
勝ち負けに対する理解が深まった成長の証でもあるのですが…
そこで、ちょっぴりいつもと違う椅子取りゲームをしてみました。
その名も…ちょこんとお膝取りゲームです!!
いつもは椅子を取り合いますが、その椅子にひまわりさんに座ってもらい、ひまわりさんのお膝の上に座ってみました!ルールを説明すると、「え〜お膝に座んの〜!?」とびっくり!座るときは優しく座ることを約束してから始めました。
初めの方はお膝に座ることにちょっぴり照れていましたよ。ひまわりさんと見つめあって、自然と笑い合っていましたよ。座っている時には「ぎゅ~」とハグしていましたよ。

優しく座るお約束から、いつもの椅子取りゲームとは打って変わり、激しい椅子の取り合いが無くなりました!

座れなかったお友達はタンバリンを持って応援隊になります。

音に合わせて、ノリノリに叩いています♫タンバリンと「〇〇がんばれー!!」と応援の声から、音が聞こえづらくなる弊害も…(笑)負けても応援すると言う使命があるので、悔しさも半減するみたいです。また、お友達を応援しようとすぐに気持ちの切り替えもできていましたよ。
このちょこんとお膝取りゲームでは誰も泣いたり怒ったりすることなく、始終ほんわかした雰囲気でした!いつもの椅子取りゲームならやりたがらない子も、このゲームだとノリノリで参加しています。
保育参観でもちょこんとお膝取りゲームをしてみました。今度は保護者のお膝に座ります。

もう一つ追加されたルールが自分の家族のお椅子には座らないことです!お友達のお父さんお母さんとお話しすることはあっても、お膝に座らせてもらったり、ぎゅっとハグしてもらうことはなかなかありません。ひまわりさんの時よりも一層照れていました(笑)

一回一回座るたびになんだか名残惜しそうにしてましたよ(笑)保護者にとっても、お友達について知る事ができるいいきっかけになったかと思います。
集団遊びにおいて、勝ち負けを経験することはもちろん大事ですが、時にはみんなが楽しめるようにルールを変更することもいいですね。